阪神・淡路大震災の日

1995(平成7)年1月17日午前5時46分、兵庫県南部地震が起こった。この日は、かなりハードな目覚ましで起こされた。あの目覚ましで起きなかった人はいるんだろうか?スキーから帰って自宅で寝てると(当時大阪の住吉区我孫子というところに住んでいた)ものすごいゆれが起こった。とりあえず、たんすが倒れないように押さえてたのは憶えている。かなり長い時間だった。テレビをつけたらしばらくは状況が分からなかったような記憶がある。茨木の実家にも電話はつながらず、まず会社に行った。会社には半分くらいの社員が来てなかった。神戸方面から通っていた社員がそのくらいいいた。会社の場所は住之江区。会社で、特別隊が編成され救援に向かった。幸い社員は全員無事だった。この時、私は福岡での現場を抱え(材木屋に勤めウッドデッキ等の工事の現場管理をしていた)材料の搬入を船便に頼った。当然現場への移動もフェリーで行った。従って、当時の神戸へ足を踏み入れることがなかった。
この年は、いろんなことが起こった。現場の終わる年度末に体調を崩し、検査したら十二指腸潰瘍になっていた(当時は、酒もタバコもすっていた)。平成7年5月29日最愛なる父を亡くした。突然死であった。
人生について、考えはじめるようになった。そして、5年後の1999年12月にミレニアム退社し2000年問題を迎え、1月にいわての地に足を踏み入れるのであった。